つましく生きる

アラフィフ? アラ還? 老後は不安ですが、つましく生きていきます。

父の退院と子の苦悩

本日、右心不全治療のために入院していた父が退院しました。身体の浮腫みがとれて大分楽になったと言っているようです。まずは良かった。退院前の医師面談では、身体(心機能と腎機能)の許容範囲が狭く、心臓のことを考えて水を引きたいのだが、そうすると腎機能が悪化してしまう。心不全治療用の利尿剤を増量し、1ヵ月毎の外来診察を2週間毎にしましょう。体重を57~59kgで管理してください、と言われたと妹からLINEがありました。

体重管理(浮腫み防止)に塩分制限は必須なのですが、高齢夫婦の二人暮らしでは中々難しい問題です。母が認知症気味になってから、減塩食の宅配サービスを頼んでみたのですが、「電子レンジでクタクタになった惣菜は美味しくない」と食べてくれませんでした。減塩しょうゆがスプレー瓶に入っているもの(おかずの表面に薄くしょうゆ味をつけるので使用量を減らせる)は喜んでくれたのですが、ある時に見たらブシュッブシュッブシュッブシュッ…それ何回プッシュした?って感じの使い方です。あまり言うと「もう何も食べん!」とへそを曲げるし。妹が訪問したある日はふたりでカップ麺を食べていたとのこと。

両親は90歳と83歳です。当時としては高等教育を受け知的労働に長年携わってきた両親で、栄養管理についての知識もあるはずなのですが、高齢者の食生活を変えることがこんなに難しいとは…主治医は、訪問看護や施設入所も選択肢として勧めてくれたのですが、母は「家の中に他人が入ってくるのはイヤ」、父は「自宅から離れる気持ちはない」と一蹴されました。

ふたりの気持ちを尊重したうえで、子としてどうアプローチしていけばよいか、悩んでいます。

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